保険会社が破綻した場合は?

保険会社が破綻した場合は?

1997年日本で初めて生命保険が破綻しました。以来これまでに7社生命保険会社が破綻しており、つい先日大和生命が破綻をきたしたことは記憶に新しいところです。
もし、自分が加入している生命保険会社が破綻した場合、掛けていた保険料はどうなるのでしょうか?満期金などを受取ることは可能でしょうか?

ある生命保険会社が破綻したとき、その保険契約を引き継ぐ別の会社が現れれば、その会社に吸収されることになります。しかし、現れない場合、「生命保険契約者保護機構」が保険契約を引き継ぐという救済措置が取られます。国内の保険会社はすべて、この「生命保険契約者保護機構」に加入しています。

生命保険会社は、将来の保険金や年金、給付金の支払いに備えて責任準備金というお金を積立てています。生命保険会社が破綻すれば、生命保険契約者保護機構により保障されるお金は、この責任準備金のが90%までとなっています。ですから、死亡保険金や入院給付金なども削減される可能性がありますし、予定利率が引き下げられ、本来受取れるはずだった死亡保険金や満期保険金の額も削減されることがあります。特に貯蓄性の高い養老保険や終身保険、個人年金などが受ける影響は大きいといえます。

ですから、これからは生命保険会社に加入するにも、家族別々の会社を選んだり、破綻の影響が少ない掛け捨ての保険を選ぶなど、自分たち自身で賢い選択をする必要があるといえるでしょう。